出版社内容情報
赤川次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
内容説明
地味で男っ気のない七代は、とてもさわやかな年下のサラリーマン・古賀にいきなりプロポーズされた。最初は疑っていたが、母親を紹介されたり婚前旅行を提案されたり、ついに自分にも春が…と思っていた矢先、旅先で古賀が失踪する。どうしても彼を憎めない七代は、自らの足で真相を突きとめようとするが!?事件と事件が絡み合う、恋愛サスペンス。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。ミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説などで幅広く活躍。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、2016年には第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
24
赤川次郎作品らしい強いヒロイン。テンポよくさくさくと。2019/03/12
小梅さん。
12
今回のヒロインは38歳。 ばりばりお仕事して、かっこいい。 ふいに出会った男性は運命の人?! うんうん、女はいくつになっても運命の人を待ってたりするんだよね。 ところが、トントン拍子に思えた恋にとんでもない展開。 あまりにいたいたしい。 それでも、最後のヒロインの姿に元気がでる。2018/05/11
なえ
12
婚約者の家庭の事情による七代が巻き込まれてしまうわけだけど、良い男が独身なのはやはり訳ありなのね。 分かりやすいストーリーだったから、読みやすかった。2018/01/18
Masashi Matsuba
9
いかにも赤川作品という内容。婚約者の失踪から元カノとの心中と、最初はなかなか話が見えなくてどうなるかと思ったが、途中からの急展開で楽しくなってくる。女性は強し、という感じでした。2018/01/18
かおこ
4
ラストまでは面白かったけど、犯人がわかって、その動機とか、犯人を取り巻く人間関係とかを、もう少し丁寧に書いてほしかった!なんだか最後ドタバタで終わった感じ。でも全体的に楽しく読書が出来ました!2018/01/07