内容説明
殺人、ストーキング、誘拐と事件の渦中にいる平松宏に、京都府警の木下警部は、自分も京都で遊びの修業をしたいと連日花街で豪遊を繰り広げている人物がいると紹介した。その男は、特命を受け、失踪したある人物を捜索中の十津川警部だった。事件の核心に迫る十津川警部を、京都の伝統と闇が翻弄する。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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神岡宗介
1
上下巻通して読点が多いのは気になったけど、それ以外は全く不快感も無く充分に楽しめました。2023/06/21
ひーちゃん
1
最後が凄く良かった 京都を知りたくなったな2018/05/16
義輝仮面
1
【★★★☆☆】 中盤で十津川警部の目的が判明する。十津川警部が京都で「遊び」を学びつつ秘密裏の任務を遂行する・・・誰にも話してはいけないというのは凄いプレッシャーだろうなぁ。2017/11/20
シーラ
1
お茶屋遊びとか、役者遊び、京都の四季。現実離れっぷりを楽しむ。息抜きにイイ(*>ω<)b。歌舞伎くらい見に行きたいナー。2014/12/14