内容説明
会社での派閥争いに敗れ早期退職した長澤昭吾は、妻とも別れ、広い家にひとりきりで過ごす毎日を送っていた。ある日、近くの公園を管理する会社の臨時職員募集の張り紙を見つけ、美人正社員の佐織に勧められるまま応募して採用される。公園では、若妻やセレブ夫人たちとの淫らな出逢いが待っていた。書き下ろし長編回春エロス。
著者等紹介
霧原一輝[キリハラカズキ]
1953年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。関東の地方都市に住み、エロスを追求をしながらさまざまな文筆業を続ける。『蜜楽さがし』(双葉文庫)が『この文庫がすごい!2010年版』で官能文庫大賞の銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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主人公は、社内派閥闘争で敗れ早期退職した50代半ばすぎの男---妻は年下の男と出来てしまい離婚。やることなく、公園をブラブラしていて、園内管理のパートタイム労働者となる。時給1000円の世界。 失職男をスカウトしたのは25歳の美女。歳の差はざっと30。娘みたいなもの。その女性となるようになるまでにも、公園での仕事を通じて、同じパートの女性やら、いろいろとフフフの体験をこなしつつ、本命の女性とムフフの仲に。しかし、突然、降ってきた海外での仕事。二人の仲は‥‥葛藤に苦しみつつ……というラブストーリー。2019/02/10