出版社内容情報
康熙奉［カンヒボン］
著・文・その他
内容説明
韓流ドラマに次々に登場して強烈な印象を残した悪女たち。しかし、現実の世界はドラマよりもっと波乱万丈だった。序列社会の韓国で、肩書に頼りきる男たちを尻目に、権力型の悪女たちが社会の虚構をあぶりだしていく。その展開はドラマ以上に面白い。本書では、朝鮮王朝時代から現代まで、韓国社会を騒がせた悪女たちの痛快で哀しき物語を満載！
目次
序章 肩書社会の虚構が悪女を生んでいる
第１章 韓国を揺るがせた世紀のスキャンダル
第２章 暗躍！朝鮮王朝前期の悪女たち
第３章 権力に近づいた現代韓国の悪女たち
第４章 陰謀！朝鮮王朝後期の悪女たち
第５章 韓国社会はどこに向かっているのか
終章 悪女から見た韓国の歴史と現在
著者等紹介
康煕奉［カンヒボン］
１９５４年東京生まれ。在日韓国人二世。東洋大学工学部建築学科および日本大学文理学部史学科卒業。韓国の歴史・文化・社会を描いた著作が多い。特に、朝鮮王朝の読み物シリーズの第一人者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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紀梨香
3
チャングムでは、どちらかというと味方だった文定王后が意外に悪女で驚き。韓国社会で権力癒着型の悪女が次々と生まれるのは、金と地位に執着する男たちのせいだ、という著者の分析に深く納得しました。2018/07/17
