山猫珈琲〈上巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575312003
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報



湊かなえ[ミナト カナエ]
著・文・その他

内容説明

好きなものは「山」と「猫」と「珈琲」。これらのお陰で怒涛の10年を乗り越えることができました。デビュー10周年初エッセイ集。特別収録/同郷のポルノグラフィティの楽曲『Aokage』をイメージした掌編小説。

目次

第1部 新聞連載(随想―神戸新聞;オトナになった女子たちへ―朝日新聞;イッツ ア ワンダフルジャーニー―神戸新聞;プロムナード―日本経済新聞;作家の口福―朝日新聞;猫派ですが、―朝日新聞)

著者等紹介

湊かなえ[ミナトカナエ]
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞した。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門受賞。16年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

376
湊かなえは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。作家デビュー10周年にして、初のエッセイ。著者の真面目な人柄が感じられ、好感が持てます。素朴な猫のイラストも味が出ています(=^・・^=)淡路島には行ったことがないので、一度訪れて鱧、牛肉、鯛そうめん等グルメを堪能したいなぁ!俠友会(神戸山口組)が淡路島に本部を設けたのでシチリア島みたいになっているのかも知れませんが・・・2月に引き続き、下巻を読む予定です。2017/01/29

hiro

245
朝日、神戸、日経新聞に連載されたものを集めた湊さんの初エッセイ集。当たり前だが、湊さんはイヤミスに登場する女性たちとはまったく違う、山と猫と珈琲が好きで、近所の行事にも参加する、妻であり母である普通の女性だった。しかし、主婦をしながら、東京から離れた淡路島在住の売れっ子作家を続けるって本当にすごいことだと思う。新聞連載よりもざっくばらんなエッセイを楽しみにして下巻を読みます。湊さんとは直接関係ないけれど、文芸、美術及び著作活動に従事する人達の文芸美術国民健康保険組合という健保組合があることを初めて知った。2017/02/08

Aya Murakami

241
図書館本。 複数の新聞に掲載されたエッセイをまとめた本みたいでした。複数の新聞から依頼が来るということは文才あふれる作者さんということですね。本人はエッセイ苦手と書いてありましたが。 淡路島がタマネギの産地であるということは知っていたのですが牛肉も有名なのですね。再来年あたりの一人旅行は淡路島のステーキハウスできめるというのもいいかもしれないと思いながら読み終わりました。2019/02/14

takaC

232
/山猫/珈琲/かと思っていましたが、/山/猫/珈琲/だそうです。山の話は多かったけど、猫の話や珈琲の話は少なかった。2017/10/18

いつでも母さん

228
湊さんの作品は苦手な私。TVで拝見した感じはざっくり(←良い意味)なんだか好ましい。で、手にしたが、なんと下巻もある(汗)エッセイ、生身の湊さんがそこにはいた。淡路島・・行ってみたくなるじゃないですかぁ。妻・母・嫁そして湊かなえが出来たんだなぁ。人となりが伝わるエッセイだと思った。私は猫も飼っていないし、登山もマラソンもしないが珈琲は大好き。下巻もきっと読むことになりそうだ。2017/01/18

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