魔欠落者の収納魔法―フェンリルが住み着きました

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魔欠落者の収納魔法―フェンリルが住み着きました

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575240641
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



富士とまと[フジトマト]
著・文・その他

sime[シメ]
イラスト

内容説明

誰もが六つの魔法を使える世界。五体六法満足に生まれなかった者は「魔欠落者」として蔑まれていた。収納魔法しか使えないエイルは父親に売られる。しかも、唯一使える収納魔法さえ、収納力が大きいだけで状態維持や時間停止効果のない出来損ない魔法だった。そのため、売られた先の店も追い出されてしまう。そんなエイルは、魔欠落者の少年ルークと出会い「魔欠落者が幸せに暮らせる場所」を探し始め―。第5回ネット小説大賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

19
新作が良かったんでポチ。強引なラストに驚愕。ツンデレもふはいい感じ。2020/03/09

こも 零細企業営業

17
序章からドン引きするくらいの差別を受ける主人公。火、水、風、光、収納、治療の六魔法が使えて、五体満足であれば人で、コレが1つでも欠けると非人間の扱いを受ける。主人公は五体満足だが収納しか使えないという事で、父親から折檻された後に売られて食堂に行ったら、役立たずと追い出され、娼館に売られそうになって抵抗したら重傷を負う。それを治してくれたショタと子供2人の逃避行を行う。 理想郷を求めて・・って重い!様々な幸運が重なって後半には理想郷に着くが、そこも差別する連中に攻められるがフェンリルさんがガッチリガードw2019/08/25

ミヤザワ

9
すごく良い本だった。魔法能力の優劣だけで人の価値が決まる世界で、収納魔法しか使えない主人公が、差別のないあたたかい村にたどり着く物語。全体としてストーリーが良くできていて、無駄な部分がなく、フェンリルが懐くところも無理なく組み込まれていました。魔法が使えない子どもを親が捨ててしまう過酷な世界にあって、優しさのあふれる仲間や家族の話に、言い得ぬ感動を噛みしめながら読みました。2019/08/21

dorimusi

6
Kindle Unlimited. 普通に魔法が使える世界で使えないと差別を受ける話し。差別モノなので結構重たい話し。まぁ展開としてはありがちだけど意外としっかり良質のファンタジーだった。 ちょっと主人公の察しの悪さ的なところにイライラするけど、まぁそういう設定だし。フェンリルが住み着くところと意外とフェンリル頼りにならないところは良かったかな。2022/05/21

ききぞう

3
面白かったです。子供2人がメインなのでとっつきにくいところはあると思いますが、話の中身は上質なファンタジーです。主人公の心情描写が丁寧に書かれており、読み応えもありました。2021/03/01

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