内容説明
トップ選手が次から次へと大リーグを目指し、「ベースボールは野球より上」と思い込んでいる日本人はいっぱいいる。しかし果たして本当にそうなのか?イチローの活躍が証明しているように、緻密な部分ではプロ野球の方が優れていることはすでによく知られているが、実はそれだけではない「大したことないぞメジャーリーグ」の現実を、日米の野球事情をよく知る著者が、明快かつ気風のいい文章で一刀両断に斬り捨てる。
目次
第1章 日本人投手が通用して、日本人内野手が通用しないMLB―大リーグの選手たちとの間で埋めることのできない力とは何か
第2章 生存競争の激しいMLBの育成システム―日本の野球レベルを向上させる秘策とは
第3章 莫大な放映権料に支えられているMLB―「国民的娯楽」から「巨大ビジネス」に成長した背景
第4章 間違ったウエイトトレーニングの知識が野球をヘタにする―筋力自慢はアテにならない
第5章 中4日登板VS甲子園での連投 どちらが過酷か―田中将大と安楽智大が壊れた理由
第6章 アメリカの言うことがすべて正しいわけではない―日本は今こそ長所と短所を見極めるべき
著者等紹介
江本孟紀[エモトタケノリ]
1947年、高知県生まれ。高知商、法政大を経て熊谷組に入社。71年に東映フライヤーズに入団。その後南海ホークス、阪神タイガースでピッチャーとして活躍し81年に引退。通算成績は113勝126敗19S。引退後プロ野球解説者として活躍し、92年から2004年まで参議院議員、2001年には参議院初代内閣委員長を務める。現在はサンケイスポーツ、フジテレビ、ニッポン放送の解説者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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