墓碑をよむ―“無名の人生”が映す、豊かなメッセージ

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墓碑をよむ―“無名の人生”が映す、豊かなメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784571300394
  • NDC分類 281.02
  • Cコード C0095

内容説明

無名の人生こそ豊かなり。旅の終わりに、人は何を語り、何を遺したか。東京多摩霊園の散策で出会った無名の人たちの墓碑が、閉塞感の漂う、生きづらいこの時代に、生と死への問いかけや、人と人との絆や温もり、そして生きることへの励ましのメッセージを与えてくれる。珠玉の言葉が語る掛け替えのない人生、それぞれのマイ・ウェイ。

目次

第1章 急がなくてもいいんだよ―悠々たる人生を歩きたい(大海で悠然と雑魚を釣る、そんな人生もわるくない―大物狙いで消耗する人生よりも、日々是好日を生きたい;振り返れば過不足もなく、いい人生だったなあ―過去や未来に引きずられない、充足のいま ほか)
第2章 これだけは、語り遺したい―私たちはこう生きた(波乱の人生も、また人生なり―人は他とのつながりの中で生きていく;桃李もの言わざれども下自から蹊を成す―たとえ寡黙であっても、惹かれる人がいる ほか)
第3章 人生というもの―旅の終わりに見えてくること(苦難の歳月なれど、そこに花は咲く―運命には逆らいがたい、しかしそれに向き合うのも人生だ;悔いあれど悔いなし、それが人生だ―悔い多き人生なれど、いまはもう、今日を大切に生きたい ほか)
第4章 ありがとう、いい人生だった―ただ感謝あるのみ―葬送る人も、葬送られる人も(汝の亡くて秋海棠の咲きにけり―逝きし日の想い出が、静謐な日々の中に豊かな時間を創り出す;孤なれども、孤独にあらず―失って初めてわかる絆の重さ、つながりの深さ ほか)

著者等紹介

立元幸治[タチモトコウジ]
1960年九州大学卒業後、NHKに入局。主に教養系番組の制作に携わり、チーフ・プロデューサー、部長、局長、審議委員などを務める。NHK退職後、九州産業大学、東和大学などで「メディア論」や「現代社会論」などの講義と研究に携わり、現在は主に執筆講演活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

8
広大な多磨霊園の墓碑を読んで、印象に残ったものを集めた一冊です。選び抜かれた故人の思いや、故人への思いを表したものですので、なかなか興味ある内容でした。僕の気に入った墓碑は中村敦の「人生は何事もなさぬにはあまりにも長く、何かを生み出すにはあまりにも短い」です。もっと作品を世に問いたかった、33歳で夭逝した中島敦の悔しさが伝わってきました。ところで、これだけの作品にするのに著者は多磨霊園をどれだけ歩いたのでしょうかね。ちょっと気になりました。2020/05/24

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