出版社内容情報
名女優高峰秀子が愛する夫のために作り続けた酒の肴、惣菜、ごはんのレシピを珠玉の随筆とともに紹介。物語のあるビジュアル・レシピ集。
【著者紹介】
女優、エッセイスト
内容説明
愛する人のために作り続けた伝説の料理を再現しました!30数年を経て甦る「物語のあるレシピ」。考えて、工夫して作り続けた、酒の肴、惣菜、ごはん。珠玉のエッセイとともに57レシピを紹介します!
目次
和風レシピ(青豌豆―グリーンピースの煮もの;蓴菜―蓴菜のつきだし;牛蒡―三色キンピラ ほか)
中国風レシピ(韭黄(黄ニラ)―イカのオイスターソース炒め
ブロッコリー―ブロッコリーの炒めもの
〓油(牡蛎油)―鶏肉のサニーレタス包み ほか)
洋風レシピ(月桂樹―ミートボール・デンマーク風;エシャロット―さやいんげんのエスカルゴソース;サワークリーム―アボカドのディップ ほか)
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
1924年生まれ。5歳の時、松竹映画『母』で子役デビュー。以降、『浮雲』『二十四の瞳』『名もなく貧しく美しく』など、300本を超える映画に出演。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
池部良さんと並んでこの人の文章が好きでした。どのぐらいこの人の本を読んだだろ…。すごく懐かしい気持ちで読みました。…昭和は遠くなりましたねえ…。2021/11/26
はるき
11
あっさりさっぱりした気性と、飾りのないけど美味しそうな料理🍳 おきゃんな感じで可愛いです。2022/12/09
きゅー
7
本書は高峰秀子の『台所のオーケストラ』を中心に、そこで紹介されているレシピを写真で紹介した一冊となっている。読めば納得の知性溢れた女性の素晴らしい随筆。波乱万丈の人生を駆け抜け、素晴らしい伴侶を得て、独立独歩で生きている彼女の姿はとても輝いている。多くの人は彼女を女優として記憶しているだろうが、文筆家としての才能も際立っている。ぶっきらぼうで、わりと口が悪いけれど、性根は真っすぐで、知性が輝いている。2021/09/27
あくび
0
レシピなのに読んだ本に加えていいのかったらいいのです。 エッセイも素敵だし、何より品のある方って丁寧に生きてるかどうかなんだと感じさせられます。それは親の姿勢から得られるものかもしれないし、愛する人との出逢いから始まるものかもしれない。 あんまり好きでなかったグリーンピースは冷凍のものだからできちんと鞘からお料理したら美味しいことも知りました。2016/08/06
みっく
0
養女である斉藤明美さんの高峰さんのエッセイを雑誌である読んだりしていたので「台所のオーケストラ」の存在は知ってはいても、くらいの知識しかなく。「高峰の料理は、高峰秀子という人間によく似ていた」なるほど。何か深く納得。料理がこれまたとても美味しそうで。笑。2016/04/16