出版社内容情報
いつも新鮮な驚きを私たちに与える作品は、どのようにして作られているのか。その発想の源に迫るインタビュー集。
創刊以来、プロモーションや広告といったものとは、一切関係なく、この人に会って話が聞きたい。ただその一つを動機にして、アーティストとの会話を重ねてきたインタビュー誌『spotting』。これまで誌面に登場したアーティストは、小説家、俳優、ミュージシャン、写真家、画家など多岐にわたる。今回、数多くのインタビューの中から、6編を収録して一冊にまとめた。人や物であふれ返っている中、余計なものをまとわずに向き合う、語り手と聞き手。両者の間で交わされる会話には、物を作り出す者同士の強い信頼感に満ちている。
●はじめの言葉
●佐内正史 夜中の高速、月島、銚子
●ひとのこと いしわたり淳治
●岩井俊雄vs中村弘二 光の先にあるのは
●宮沢章夫 言葉の身体性
●昭和電機 ロマンス降神
●ひとのこと MAYAMAXX
●内田也哉子 言葉が放つ匂い
●ヤノベケンジ 生存本能としての創造
●あとがき
内容説明
アート、音楽、文学、さまざまな分野で活躍するアーティスト、作家たちにスポットをあてたインタビュー誌「spotting(スポッティング)」。97~03年に行われたインタビューの中から6編を収録。あの作品の源泉は、こんなふうに湧いていたのか。
目次
佐内正史―夜中の高速、月島、銚子
岩井俊雄vs中村弘二―光の先にあるのは
宮沢章夫―言葉の身体性
明和電機―ロマンス降神
内田也哉子―言葉が放つ匂い
ヤノベケンジ―生存本能としての創造