内容説明
日本人は「動物」に何を託したのか。日本各地を訪ね、十二支および数々の聖獣たちの世界を活写し、日本人の心の原風景に迫る。
目次
第1部 十二支(子―鼠と俵と米どころ;丑―牛とうず潮;寅―天守と虎;卯―白兎と大国主命;辰―龍の大地;巳―蛇と土器と岩木山;午―馬と人とオシラサマ;未―羊の丘と南蛮渡来;申―猿の山々;酉―吉祥の鳥・鳳凰;戌―犬の舞う空、そして海;亥―紅葉の猪)
第2部 伝説の聖獣達(飛天―飛天の舞う山;天狗―天狗の山;猫―招き猫;狐―狐と稲荷;河童―河童の来た道;シーサー―シーサーの屋根;烏―烏の古道;狸―狸の秋;竈―かまどの神様;亀―亀と浦島伝説;白鳥―白鳥伝説;鯉―こいのぼり)