日本の政治はどう変わったか―戦後総決算の意味するもの

日本の政治はどう変わったか―戦後総決算の意味するもの

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  • サイズ B6判/ページ数 246p
  • 商品コード 9784569219653
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

戦後政治史に新たなレールを敷いた中曽根政治の読み方が、本書には提示されている。好き嫌いは別にして、中曽根政権は、日本の今後の針路を明確に提示した。それは「国際国家」という「論理体系」である。これに反する諸制度は、すべて改革される運命にある。この「論理体系」を、野党やジャーナリズムは、果たして崩すことができるのか。

目次

第1章 日本政治の大転換―中曽根政権の読み方
第2章 “優先順位”外交の展開―戦略なき全方位外交からの訣別
第3章 「国際国家」が改革の視点―アンフェア制度の改廃と勇気ある開放に向けて
第4章 「農政と教育」改革の意味―「国際国家」へのレールは敷かれた
第5章 長期政権を実現した政治手法―巧みな人心収攬と政策実現の方法を分析する
第6章 「転換期・日本」の宰相の条件―中曽根政治にみるリーダーシップと宰相学
エピローグ 「86年体制」と政党地図