出版社内容情報
トヨタがプリウスで大きな成功を得たことは、環境を意識することから本業としての収益を上げていくことが可能なことを示しており、企業は、つい陥りがちな、環境対応はコストがかかる、という考え方を排し、本業が環境貢献であることを目指していかなくてはならない。
本書は、大学における環境経営の教科書を意識して執筆されており、こんにち環境経営の前提となる考え方や、そのためのさまざまな認証、また実際の取り組み事例などを紹介する。
実務家にも、必要な事項がコンパクトにまとまっており有用。
金 恵珍[キム ヘイチン]
目次
第1章 企業を取り巻く現状(環境問題;化石燃料消費量増がもたらした人為的温暖化説 ほか)
第2章 環境経営(持続可能な開発;環境経営とは ほか)
第3章 日本企業の資源利用関連取り組み(日本の廃棄物処理;3Rへの取り組み ほか)
第4章 日本企業の実践状況(環境関連マネジメント・システム;環境経営関連報告書 ほか)
第5章 企業事例(スポーツ用品メーカー美津濃(株)
タオルメーカーIKEUCHI ORGANIC(株) ほか)
著者等紹介
金恵珍[キムヘイチン]
2006年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学。2008年博士(商学)(大阪市立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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