内容説明
「二度生き」てきた兜太先生が「三度生きる」人生養生訓。食前・食後に一ページ。老前・老後に効果のある本。
目次
1 長寿への意志をもつ―長寿作戦を立て、戦略を練る(禿げ頭・近視・総入れ歯で愉しく;父の剛気・母の気力を受け継ぐ;何事もゆっくり;立禅と深呼吸の偉力;無理はしない。怒らない。すべて自然体)
2 俳句を生きる―ほんとうの自分を生きる道を歩く(同人誌創刊;定住漂泊;アニミズムは最後の決め手;十二か月の句)
3 森羅万象あらゆるものから「気」をいただく 自らも「気」を発する(親友原子公平のお骨;「気」は宇宙の力;茂吉、一茶と兜太;土に足をつける)
4 日記をつけ続ける人生
5 荒凡夫としてゆったりと生ききる(本、詩、書;好きな土地、食べ物;定住漂白の時代;とても戦略的生き方;最後に金子兜太先生に学ぶ生き方、そのまとめ)
著者等紹介
黒田杏子[クロダモモコ]
1938年東京生。東京女子大学心理学科卒業。「夏草」同人を経て「藍生」創刊・主宰。第一句集『木の椅子』で現代俳句女流賞と俳人協会新人賞。第三句集『一木一草』で俳人協会賞。日経俳壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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