内容説明
欧米の後追いでもない。台頭する発展途上国との争いでもない。日本には日本なりの企業経営方法がある!日米欧国際標準化競争で幾多の主要国産技術を逆転勝利に導いた元ソニー幹部社員が説く、これからの日本企業がとるべき常勝ビジネス戦略とは!国際標準化と知的財産権で世界に勝つ!理論と応用と実践、そのどれが欠けてもビジネスは成功しない。
目次
支配脳ビジネスのルールづくり―戦略論
時間の推移で融合するジレンマ―変化論
標準と知財の企業ビジネス戦略―開閉論
国際ビジネス交渉の技能と実際―実践論
著者等紹介
原田節雄[ハラダセツオ]
1947年、山口県生まれ。1970年、ソニーサービス(株)入社。1977年にソニー(株)からソニーヨーロッパ(ベルギー、ドイツ)へ赴任。1986年、ソニー(株)へ転籍し、人事本部、商品戦略本部、法務・渉外グループなどを経て、1999年、技術渉外部国際標準担当部長に就任。またコーポレート・テクノロジー部門技術渉外室統括室長として、FeliCaやPSP/UMDの国際標準化を成功に導く。2004年、スタンダード戦略グループダイレクターに就き、国際標準化機関IEC標準管理評議会日本代表委員、実装技術専門委員会(TC91)国際幹事などを務めて世界32か国で国際会議に出席。現在、桜美林大学大学院特任教授。日本規格協会技術顧問、国際標準化協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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