食料自給を世界化する―その論理と可能性

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食料自給を世界化する―その論理と可能性

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540930669
  • NDC分類 611.48
  • Cコード C1033

出版社内容情報

なぜ農産物貿易をめぐる対立が世界の政治、経済の中心問題になるのか、なぜ国益の武器にするほどの過剰な食料がある一方で飢餓がなくならないのか、20世紀の世界史を食料を軸にときほぐしグローバルな解決策を提起。

内容説明

なぜ農産物貿易をめぐる対立が世界の政治・経済の中心問題になるのか、なぜ国益の武器にするほどの「過剰」な食料がありながら他方に飢餓がなくならないのか―。20世紀の世界史を“食料”を軸にときほぐし、自由化論、反自由化論双方の誤りを衝き、グローバルな解決のための基本方途を大胆に提起。

目次

第1章 なぜ農産物貿易をめぐる対立が世界の政治、経済の中心問題になるのか―現代農業問題の世界性
第2章 自由化論、反自由化論に欠けているもの―その一国的狭小性と超歴史的抽象性
第3章 歴史をふり返る・戦間期―農工国際分業の崩壊と世界農業問題の形成
第4章 なぜ「過剰」と飢餓の悪循環がつづくのか―現代の農産物過剰の性格と先進国・途上国
第5章 食料自給世界化の必然性―市場経済の限界と資本の運動の控制
第6章 食料自給化視点から日本農政を考える

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