越後三面山人記(えちごみおもてやまんどき)―マタギの自然観に習う

越後三面山人記(えちごみおもてやまんどき)―マタギの自然観に習う

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540911118
  • NDC分類 382.141
  • Cコード C1039

出版社内容情報

越後三面、マタギ集落に住みつき、”山に生かされた山人”の農耕、採集、狩猟の織りなす四季の暮しを聞書きで伝承する。”山のことは山に習い、川のことは川に習う”厳しくも清廉な山人の知恵と心象を描いた異色ルポ。

内容説明

本書は、三面に長期滞在のかたちで入り、本格的な記録をはじめた1982(昭和57)年冬から、村が閉村にいたった1985(昭和60)年晩秋までの4年間に書かれたフィールドノートをまとめ、四季の暮らしを中心に構成し、後半では自然と村人の関係のあり方について若干の考察を試みた。

目次

第1章 狩りの日の出来事
第2章 降りしきる雪の中で―冬
第3章 山の鼓動とともに―春
第4章 むせるような緑に抱かれて―夏
第5章 時雨れる雲の下で―秋
第6章 山人の自然学