出版社内容情報
「どんな自由化論者も論破は無理。……成熟社会を築くための聖書」と作家・井上ひさし氏が絶賛した話題の書。日亜の森と海と水田、米の大草原とトウモロコシ畑、欧の牧場と小麦畑――風土に根ざした国創りのシナリオ。
目次
第1部 日欧米の緑の構図(日欧米の風土と穀物の三横綱;みずほの国の成立;縄文弥生と―みずほの国の生態系)
第2部 稲作の発展が日本を成熟させる(食糧と人口―社会の成熟の条件;食糧の大増産「緑の革命」と日本;過去のしがらみと将来の不透明)
第3部「新・みずほの国」構想(環境に優しい新・三極をつくる―日欧米の成熟・共栄;「新・みずほの国」の設計)