出版社内容情報
日本農業を足腰の強いものにするための価格政策の位置づけとそのあり方を究明。価格形成機構をふまえたうえで、生産構造の変化と価格変動との関連を追究する。
内容説明
米価論議のための基本データ。「高い」「安い」の根拠はどこに?
目次
プロローグ―なにをどう問題にするか
第1章 需給を調節する標準的農家層―稲作における標準的生産条件
第2章 稲作における限界生産物―稲作の投資構造と限界投資
第3章 米価の動きが形成する生産力の性格―米価変動がもたらす高位生産力の形成と行詰まり
第4章 どういう稲作農家がふえているか―稲作農家の階層分化
第5章 米以外の農産物の価格形成の仕組み
第6章 農業不況下ですすむ農家経成の停滞
エピローグ―これからの農産物価格政策の任務
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