農文協ブックレット<br> 新型コロナ19氏の意見―われわれはどこにいて、どこへ向かうのか

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新型コロナ19氏の意見―われわれはどこにいて、どこへ向かうのか

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784540201370
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

新型コロナのパンデミックが急速に拡大するさなか、この未曾有の事態をめぐって19人が寄稿。ウイルス学や感染症学をはじめ、医療人類学、文化人類学などの研究者、海外の辺境の地を取材するジャーナリストや探検家、医師や食生活研究家、そして農家……。各分野で活躍する19人が多角的・複眼的な視点から、新型コロナとそれがもたらした社会現象について論じる。この感染症とその影響が急速に広がる原因となった社会や経済システムの脆弱性にも目を向け、そこに新型コロナ禍という大きな災厄を希望に変える手がかりを見いだす。

目次

巻頭言 恐怖の報酬―「気持ち悪さ」の向こうに見えるもの
1 ウイルスと人間の関係からみる(ウイルスとは何かを知れば、向き合い方が見えてくる;過去のパンデミックに学ぶウイルスとの共生;新しいウイルスとどうつきあうか―「コロナ騒動」から学ぶべきこと)
2 日本の対応について考えてみる(日本社会の失敗の構造―「未来の失敗への想像力」が欠落している;「パンデミック」はこれから始まる地獄の序章である―大恐慌と世界食糧危機に備えよ;弱者からの悲痛な声に耳を傾けよ;不要不急とは何か)
3 日常の食生活と教育からみる(予測不能なリスク社会に必要なのは「食べるスキル」では?;まずは免疫力を高めることから―食事と咬み合わせの改善;コロナ禍を「学校の閉塞感」をやぶるきっかけに 学校と地域の融合教育研究会;コラム 新型コロナ禍のなかで農高生は;丹精して育ててきた豚たちを見送って;イチジクのウイルス病対策のために、最先端のPCR検査を学んだ生徒たち)
4 歴史と世界に視点を広げてみる(生命と人類の歴史から「目に見えない天敵」の意味を考える;「イラク水滸伝」からみたコロナ禍;ドイツにみる民主主義と政治の責任―メルケル首相の言葉と行動が示したこと;コロナ禍の向こうに見えるフランス社会変化の兆し;「病気はまだ、継続中です」―分割/連帯を生み出すために)
5 パンデミック後の社会に希望をみる(新型コロナ禍は行き過ぎたグローバル資本主義への警告;逆転した産業ピラミッドを正し、第1次産業を基本とした自然共生社会へ―グローバルから「グローカル」への構造変革;新型コロナでわかった田舎暮らしと小農の強さ確かさ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

18
高野秀行目当て。雨宮処凛文も納得2020/08/10

sonettch

18
とにかく幅広い分野の方々の寄稿を読むことができる。新型コロナに関してはいろいろな本が出ているが、この本は全部で120ページほどなので、最初に読むのには最適だと思う。本体1000円だし。どの章もオススメだが、感染症の専門家による文章は特によかった。関野吉晴氏のアマゾンの先住民ヤノマミ族の話と、高野秀行氏の「イラク水滸伝」の話もよかった。→『新型コロナ 19氏の意見』農文協編 - 田舎の本屋さん http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54020137/2020/05/28

koheinet608

11
コロナ渦の中、何が嫌かと言ったら、ソーシャルディスタンスやウィズコロナなど奇怪な日本語が定着したことです。なんでわざわざ、こんなカタカナ英語を使うのか?よくわかりません。この著作は、私が好きな作家さんが何人かいるので、読みすすめました。テレビや新聞を見るよりは、100倍有益なことが書かれていました。オーバーシュートなんて単語も出たりしましたね。定義や概念をあいまいにするのにカタカナはよく使われますが、それは日本(人)の対応のあいまいさに代表されるからかもしれません。2020/06/12

yoneyama

9
農文協の出版物を見ればわかるように、さまざまな立脚点のプロの意見が特徴です。ウイルス研究者、哲学者、食生活実践家、探検家、農民、児童文学作家など。4月はじめ時点での脱稿、5月17日に配送されました。いま日本での第一波はかろうじて抑え込み成功かという時点です。脱稿時は、4月末にはイタリア並みの医療崩壊になっていた可能性もありましたが、さすが長い目で見た意見が多いです。しかし巻頭言内山氏の「気持ち悪さ」は、まだ癒えていません。政府のしたこと、知識人がしたこと、大衆がしたこと。私達はまだ、大きな渦の中。2020/05/19

オランジーナ@

2
新型コロナ特集で4月刊行。新型コロナも結局通常の、季節性インフルエンザと同じぐらいの致死率。他にも、我々の世界にリスクは溢れているのに新型コロナだけパニックになりすぎな気がするよ。かと言って私は何も対策しなくても良いとは思わないけども…とどのつまり、新型コロナは〇〇日後に死ぬ私たちという事実に気づかせてくれたと思う。2020/08/02

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