内容説明
言いたいことが、いっぱいある。ミュージシャンのこと、レコードのこと、アドリブ、ボーカル、スタンダード、ライブ…いっぱい言いたい。ジャズが好きだから。ジャズ喫茶の主人が語る、ピリリと辛い異色の「ジャズ入門書」。
目次
第１章 ジャズはミエで聴け
第２章 フォービートよ永遠なれ
第３章 レコード・コレクションの楽しみ（「トニイ・レコード」店主は“ベニー・グッドマン”；「ディスク・ユニオン」を中心に御茶ノ水界隈を歩く）
第４章 鳴呼！「メグ」２０年（ジャズ喫茶はこわくない；あっ！コールマンが“４５”で回ってる！）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai（ダイ）
13
なかなかの独断偏見論が楽しい。この本で知らなかったジャズメンにも出会えたことは収穫であった。2020/08/26
ＭＡＳＡ１２３
2
さっと流して再読です。寺島氏の推薦盤は、ハズレもあるけど、アタリも多いから、音源収集の参考にしていました。 最初がジャズ喫茶のレコード係の話で、次が、モンクもパーカーもわからないという話だったんですね。 1、2番打者で、初心者ジャズファンの気持ちを掴んでますよね。パーカーもいいよねと思った頃に、寺島さんのジャズ推薦盤の呪縛から離れたんだけど、この本がなかったらジャズを聴き続けていないと思うので、感謝の1冊です。2021/05/29
勝浩1958
2
「最後まで感激が持続するコンサートなどめったにあるもんじゃない。ジャズはレコードに限る」この意見には私も賛成です。でも、一度だけ感激し続けたコンサート体験をしたのです。それは、今から30年前位だったろうか、兵庫県の片田舎にエルビン・ジョーンズがやって来たときです。初めてJAZZを聴いただろうおじちゃん・おばちゃんまでもが演奏を楽しんでいるのが分かる程の盛り上がりだったのです。このまま何時間でも聴いていたいと思ったものです。いまは、CDで主にマイルスやハンコックを聴いています。2012/05/27
Katumasa Haino
1
１０年以上前にこの本に出会って、JAZZの良さを再確認した。本音で語っているところに共感した。
くろねこ@2月ブクログへ移行予定
0
ジャズはとても奥が深い音楽だ。ひとまず「枯葉」という曲を聴き比べしてみて、気に入ったアーティストを聴き込むことにしたいと思った。2020/03/29
