目次
1(一五分でわかる家族療法;不登校の家族療法;システムズアプローチの勘所;摂食障害の家族療法;「家族の問題」の取り扱い―心身症の家族療法)
2(「虫退治」の枠組みで行う不登校の家族療法;「鳴門のうずしお」―行動化を伴う摂食障害;ジョイニングの秘訣)
3(心理療法と私の「癖」―スクールカウンセリングの事例を通して;私と家族療法―私の履歴書;家族臨床と家族研究―「構成主義」「ナラティブ」に注目して;予約療法)
著者等紹介
東豊[ヒガシユタカ]
臨床心理士、医学博士。神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授。神戸松蔭こころのケアセンター長。日本心身医学会評議員。日本摂食障害学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろか
5
わかりやすく説明してあるので理解自体は難しくない。でもできない。どうしたら身につくのだろうか。2011/02/03
kamakama
3
システムズアプローチによる家族療法の第一人者である東豊先生の論文集です。家族の力を信じることと肯定的なものの見方で関わる事の大切さを最初から最後まで言い続けています。特に最後の「予約療法」ではクライアントとのやりとりの中から、それがみえてきました。ついつい問題点に目がいき、クライアントのマイナス面が気になってしまいがちな自分自身をふりかえり、猛省いたしました。こんなふうに温かい日射しが降り注ぐような雰囲気をクライアントさんと共有できるような面接をしたいと思いました。2010/11/25
たらこ
2
基本はジョイ二ング!練習だ!2013/12/30
餃子
1
読みやすい、わかりやすい、おもしろい2015/07/25
くままー
1
非常にわかりやすく家族療法について解説してあります。院生のときにミルトンエリクソンを読んで「?」マークが浮かびまくったけれど、ようやく納得。ただ納得できること実践は違うのですよね。道のりはまだまだ遠い・・・・。2011/08/04