福島原発事故とこころの健康―実証経済学で探る減災・復興の鍵

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福島原発事故とこころの健康―実証経済学で探る減災・復興の鍵

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535559776
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3033

出版社内容情報

東日本大震災から10年。被災・避難の経験は人々のこころにどのような影響を与えているのか。
福島県双葉町の人々に寄り添い、丹念に調査を続けてきた著者が、人々のつながりや、
行動経済学の知見に基づく実証分析で、災害とメンタルヘルスの因果関係を解明する。
震災・原発事故という世界的にも稀な災害から導き出されたエビデンスは、
今後も起こりうるさまざまな災害の影響の予防・軽減にも有益な示唆をもたらしてくれる。

目次

プロローグ 原発事故とこころの健康の関係を探る―実証ミクロ経済学の視点
第1章 原発事故の影響とその後の変化―福島県双葉町調査から
第2章 原発事故と人々のつながり―ソーシャル・キャピタルの役割
第3章 多面的な喪失がこころに及ぼす影響―損失回避行動の自然実験
第4章 被災が今を重視させる―現在バイアスの影響
エピローグ 「こころの減災」に向けて

著者等紹介

岩崎敬子[イワサキケイコ]
ニッセイ基礎研究所保険研究部研究員。2018年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(東京大学、国際貢献)。独立行政法人日本学術振興会特別研究員等を経て、2018年より現職。専門は、行動経済学などの視点からの災害復興や金融・健康行動に関する実証研究。2013年より、福島県双葉町の全世帯主を対象とした「東日本大震災による被害・生活環境・復興に関するアンケート」調査を継続して実施し、原発事故とこころの健康の因果関係を分析した研究を発表している。2018年、行動経済学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。