Series law in action
法と社会へのアプローチ

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535511422
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3032

内容説明

法ルールと法制度の作動過程を鋭く解析する現代法社会学。その多彩で奥深い理論と方法を、系譜をふまえて読み解く、刺激的なテキスト。

目次

第1部 法社会学の系譜(法社会学は何をしてきたか―川島武宜の法意識研究を中心として;法社会学の創始者たち(ウェーバー;エールリッヒ))
第2部 経験主義アプローチ(法と社会の現実をみる―経験的法社会学の系譜;エスノメソドロジーと法;心理学で法を読み解く;経済学で法を読み解く;歴史から法を読み解く―歴史法社会学;異文化の中の法;社会調査の技法)
第3部 脱近代の法と社会(解釈法社会学―ポストモダンで法を読み解く;自己組織化する法)

著者等紹介

和田仁孝[ワダヨシタカ]
1955年生まれ。早稲田大学教授

太田勝造[オオタショウゾウ]
1957年生まれ。東京大学教授

阿部昌樹[アベマサキ]
1959年生まれ。大阪市立大学教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおかみ

7
心理学や経済学、ポストモダン思想といった諸領域から法を読み解くという、法社会学のスタイルが十分理解できる。のみならず、その系譜(ウェーバーやエールリッヒ)や社会調査の技法をも説明しており、有用であることこの上ない。法律学の知識をある程度有していればこそ、実定法とは全く異なるアプローチを面白く感じられるのだろう。2010/07/19

抹茶ケーキ

0
前半は川島武宜、ウェーバー、エールリッヒなどの法社会学の先駆者の説の要約、中盤は統計、歴史学などの方法論の説明、後半は比較的近年のポストモダン論やシステム論の法社会学への応用。よくまとまっているなと思ったけど、これだけ読んでも詳しい内容はわからず、かといってすでに詳しい人が読むと退屈、みたいな感じになってしまっているような感じもした。2016/11/26

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