感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒豆黄昏ぞんび
10
お医者さんによって色んな考え方があるんだなあと思いました。当たるお医者さんによって早く治るか時間がかかるか左右されるのかも。お医者さん選びって大事。患者に負担が大きい心の病気は早期治療が望ましいと思う。2014/11/18
おおにし
9
患者の家族システム(家族関係)を少しずらしたり、変化させることで患者の症状を改善するという家族療法の鮮やかな実例を読むと、患者だけに行う心理カウンセリングよりも効果がありそうに思える。まあ、ここでは成功例しか紹介してないので常にうまくいくとは思えないが、引きこもりや家庭内暴力などは当人自身の問題というよりは両親との関係に問題がありそうだということは素人の私にも何となく理解できる話。以前本で読んだ「社会構成主義」による家族療法である「ナラティヴ・セラピー」の紹介記事もあり、なかなか興味深く読んだ。2014/10/25
たらこ
2
それぞれの実践。個人的には加来先生の、システムズアプローチとブリーフセラピーの使い分けが、なんとなくだがしっくりきた。「技法が有効に機能するための下地作り」と「症状を変化させるための技法」2015/08/17