茂木健一郎の科学の興奮

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784532520649
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

内容説明

脳科学者が研究の現場に立ち会い、伝える、科学の醍醐味。「真実を教えてくれるものは美しい」「尽きることのない熱意」「ただ、探求の喜びのために」科学の姿とは、本来そのようなものだったのではないか。科学研究の素晴らしさ、真髄に迫る。

目次

海底下に眠る地球の歴史を掘り起こす―ゲスト倉本真一(海洋研究開発機構)
身近な植物の意外な戦略―ゲスト多田多恵子(植物生態学者)
日本を横断するニュートリノ―ゲスト小林隆(高エネルギー加速器研究機構)
誰でも使える“パーソナル衛星”を作る―ゲスト中須賀真一(東京大学)
最強の生き物クマムシの素顔―ゲスト鈴木忠(慶應義塾大学)
物理学を認識論にする―ゲスト細谷曉夫(東京工業大学)
子育ての攻防に見る鳥たちの進化の道筋―ゲスト上田恵介(立教大学)
金属に刻まれた古の技術を探る―ゲスト齋藤努(国立歴史民俗博物館)
海の生き物の心を読む―ゲスト中村宏治(水中写真家)
形の容貌を解剖する―ゲスト小島定吉(東京工業大学)
最近によって変わる虫たち―ゲスト深津武馬(産業技術総合研究所)
論理と感性のバイリンガルに―ゲスト山中俊治(工業デザイナー)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。1962年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所などを経て現職。慶應義塾大学研究特別教授。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」をキーワードに脳と心の関係を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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pocco@灯れ松明の火

11
研究へのドーパミン:海洋・植物生態・ニュートリノ・クマムシ・托卵する鳥・歴史民族・水中カメラマン・デザイナー・・・色んな分野の研究者と茂木さんが会談。 突き詰めた研究心は興奮(好奇心)無くして継続できない。其々が追い求める処を共有し、ワクワクしちゃう部分は理系特徴。>>私はどれも楽しかった。特にクマムシや歴民の方の話が楽しい。出身は大阪、研究場所は関東という方が多いように思った。2012/05/19

ありんこ

5
最初の海底の話と、植物の話がおもしろかった。理系ではないので、難しい話になると拒否反応をおこしてしまうので、茂木さんのようにすっと分からないことを質問して、答えを理解する頭がほしいなあと思いました。でも、どの分野もロマンがあって、奥深いんだなあと感動しました。2014/04/27

めい

1
難解なものは、斜め読み。楽しめた内容を3つを選ぶなら、「蔦の吸盤」「クリプトビオシスという能力」「鳥の気持ちで見えてくる世界」です。とはいえ、突飛な発想が研究に欠かせないことがよくわかりました。2014/06/11

shiori

1
植物の話、クマムシの話、カッコウの托卵の話が好きです。植物の話は有川浩の「植物図鑑」と併せて読むと楽しいと思う!2011/12/26

かーむ

0
図書館。写真がたくさんあるし読めそうだなと思ってたけど、だめだ。難しい。いろんな分野があるのね、ぐらいしかわからなかった。楽しめるようになりたい!2014/08/24

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