人口減少時代の社会保障改革―現役層が無理なく支えられる仕組みづくり

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532351670
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C3033

出版社内容情報

先細るばかりの若者世代にこれ以上期待することはやめ、真に支援すべき人たちを助ける制度につくり変えていかねばならない。主要な論点を洗い出し、改革への正しい考え方と方向性を示す。

内容説明

すべての世代を同時にハッピーにする改革なんてあり得ない!先細るばかりの若者世代にこれ以上期待することはやめ、真に支援すべき人たちを助ける制度につくり変えていかねばならない。主要な論点を洗い出し、改革への正しい考え方と方向を示す。

目次

第1章 少子化が迫る社会保障改革
第2章 少子化対策への過剰な期待
第3章 年金改革の論点を洗い出す
第4章 バランスシートから見た年金改革
第5章 税―保険料論争と年金一元化論
第6章 医療制度改革の方向を探る
第7章 介護保険制度が解決すべき課題
第8章 回避すべき所得格差の拡大
終章 結局、何が言いたかったのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

3
現行の社会保障は人口減少するとは乗する構造になっていることから話が始まる。少子化対策が上手くいくとも限らないし(実際うまくいってない)現役世代の経済的体力が縮小しているなか、どうやって年金制度を実用的なものにするのかを考える。年金の積み立て方式が議論されているがバランスシートで考えたらそもそも過去債務、つまり支払い予定の年金自体を削減出来無ければ負担する総額は変わらない。うん、そりゃそうだ。なので、収入に対して徴収し支給する構造、それも現実的な形をどうするかが焦点といえる。2015/09/02

hayao_s

1
社会保障制度改革においては誰もが幸せになれるような解決策はなくゼロサムゲームのようなものだとする筆者の主張は十分に納得できる。 現状の分析という点では優れてると思うが、解決策の提示という点では不十分に感じた。だが面白い。2010/05/26

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