出版社内容情報
経済は、人の「ココロ」の動きによって大きく変わる。まずいほどよく売れる健康飲料、おもちゃに群がる大人たちなど、「不合理」な現実を読み解く。日経本紙好評連載「けいざい心理学」を単行本化!
まえがき
1 「非合理」が動かす景気の話
01 不安の確率――安定が宝となる時代
02 言い訳消費――「ご褒美需要」とは何か
03 「ハレ舞台」へのあこがれ――お祭り気分でつい購入
04 一度買うと、やめられない――幼年回帰するおとなたち
05 もうひとつの財布が消費を誘う――心の「特別会計」
06 選択肢の洪水――決定マヒに陥る人々
2 心をめぐる会社の攻防
01 群衆なだれ――売れ筋に群がる企業のココロ
02 意思疎通のためのらせん階段――モチベーション向上策
03 五感で勝負――買いたい「気分」を高める
04 「さん」で呼ぶか「課長」と呼ぶか――日本人の和に疑問
05 社会的手抜き――集団が招く危機
3 数字にもてあそばれる人々
01 あいまいを選ぶ――データに潜む問題点
02 数の魔術――数字の客観性は揺れやすい
03 裏といえば裏になる――ムードに左右される市場
04 お告げも惨敗――ネットギャンブラーとの心理戦
4 人間心理の内外格差
01 隣の芝生は赤い――日本の常識は世界の非常識
02 世界一うるさい消費者――外資の日本攻略法
03 休暇中の電話はご法度――「辛口」の日本企業評価
04 私鉄カードで改札を通れない? ――やり方を間違えばブーイング
05 現金に走る日本人――景況感ににじむ国民性
5 誤算が生まれる方程式
01 いつ? どこで? だれが? ――「リレキ」が安心感を呼ぶ
02 まずい、から買う。苦しい、から楽しい――逆説消費のわけ
03 「新たまごっち」の需要分析――日本人の移り気ぶりを推理する
04 「誤算」が生まれる方程式――「人と違う」に飛びつく
05 風評の真実性は5%――情報に振り回される人々
はみ出しメモ
内容説明
計算どおりにいかないのが経済です。社会的手抜き、決定マヒ、群衆なだれ、言い訳消費…。誤算が生まれる方程式を解く。
目次
1 「非合理」が動かす景気の話(不安の確率―安定が宝となる時代;言い訳消費―「ご褒美需要」とは何か ほか)
2 心をめぐる会社の攻防(群衆なだれ―売れ筋に群がる企業のココロ;意思疎通のためのらせん階段―モチベーション向上策 ほか)
3 数字にもてあそばれる人々(あいまいを選ぶ―データに潜む問題点;数の魔術―数字の客観性は揺れやすい ほか)
4 人間心理の内外格差(隣の芝生は赤い―日本の常識は世界の非常識;世界一うるさい消費者―外資の日本攻略法 ほか)
5 誤算が生まれる方程式(いつ?どこで?だれが?―「リレキ」が安心感を呼ぶ;まずい、から買う。苦しい、から楽しい―逆説消費のわけ ほか)
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