日経プレミアシリーズ<br> コロナショックと昭和おじさん社会

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日経プレミアシリーズ
コロナショックと昭和おじさん社会

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  • サイズ B40判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264345
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C1233

出版社内容情報

日本人と外国人、高齢者と若者、資産を持つ者と持たない者、
家族のいる者といない者、正規社員とフリーランス……

日本社会の分断はコロナ・ショックを契機にこれからどこに向かうのか? 
どうすれば私たちはこの危機を、日本社会再生のチャンスに変えることができるのか?

「日経ビジネス電子版」で毎回論争を巻き起こす人気連載を緊急加筆のうえ新書化!

内容説明

あっけなく失業する人々、途方にくれる自営業者、困窮するひとり親家庭、家をなくし彷徨う人、孤立する高齢者―コロナ感染拡大で起こった問題は、社会の中でたまっていたひずみが噴出したにすぎない。雇用や家族、人口構成のカタチが変わったにも関わらず昭和モデルをもとに動き続ける日本社会の問題点、そしてコロナ後に起こる大きな変化とは。「日経ビジネス電子版」人気連載を新書化。

目次

プロローグ コロナ禍がさらした「昭和のツケ」
第1章 終わらない昭和おじさん社会―日本社会の「イメージ」と「現実」
第2章 ここまで深刻化していた「分断の壁」―社会のひずみはこうして広がった
第3章 若者も中高年も女性も働きづらい理由―日本の会社のしくみは既に無理がきていた?
第4章 広がり過ぎた格差のゆくえは―昭和モデルからこぼれ落ちるということ
第5章 これから始まる社会のニューノーマル―昭和おじさん社会からの脱却

著者等紹介

河合薫[カワイカオル]
健康社会学者(Ph.D.)。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんたこす

25
コロナ禍で起きている全ての問題は、コロナ前の社会に内在していたものである。社会の仕組みに無理が来ていたにもかかわらず、目をつむっていたことが顕在化したに過ぎない。昭和おじさんが元凶だという論調ではない。高度成長期から続く古い制度設計を昭和おじさん社会と位置づけ、問題提起がされている。格差の拡大や貧困といった歪みを是正すべく、今こそ新しい社会のカタチを生み出していかなければいけない。2020/08/27

まゆまゆ

19
終身雇用や標準家族といった昭和モデルがベースになっている各種制度によって現代社会の歪みを生み出していることを嘆く内容。コロナ禍を機により一層目立つようになってはいるが、事なかれ主義に染まるトップ層が変わらない限りより悪化していくだろう、と。希望は自分で手に入れるものであって、社会や誰かから与えられるものではない。2020/10/07

ぴんく

19
良書。どこかで聞いたお名前だなと思ったらニュースステーションでお天気やってた人だ!おじさん社会、とりわけ旧帝大出の人たちが牛耳る社会。女性に生まれただけで損する社会か。人々はこの現実をもっと直視しなければならない。とても考えさせられますが、ありがとうと言いたい、言われたいという気持ちを誰しも抱えて新しいスタンダードに誰しも挑戦できる日本になってほしい。上っ面だけの、ニッポンてすごーい!はもう要らないよね2020/07/23

Mc6ρ助

15
日経ビジネスオンラインの連載を編集したというが、優れてみえる連載に比べてなにか鼻につきちょっと不満。『雇用問題では、常に「世界と戦うには……」という枕詞が使われ、グローバルスタンダードにこだわっているけど、日本の常識が世界の非常識になっていることは珍しくない。例えば、欧州諸国では「非正規社員の賃金は・・「解雇によるリスク」を補うために賃金にプラス』があるで、非正規労働者の賃金の方が正社員よりも高い。EU諸国の中には、原則的に禁止し、有期雇用にできる場合の制約を詳細に決めているケースも多い。(p133)』2021/03/10

ののまる

15
コロナによる自粛要請で、確かにいろんな問題が顕在化したと思う…けど、本気で変えなきゃと思っている人が少ないのかなとも思う、自粛解除後のいまの感染拡大状況をみていると…2020/07/13

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