日経プレミアシリーズ
ジョークで読むロシア

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261061
  • NDC分類 302.38
  • Cコード C1236

内容説明

モスクワに生まれ、日本に帰化した気鋭のエコノミストが、ジョークやアネクドート(小話)を手がかりに、グローバル金融危機後のロシア社会、政治経済、生活事情を読み解く。

目次

第1章 「最後の楽園」を襲った嵐
第2章 ロシア経済は死なず
第3章 プーチンの次はプーチン
第4章 移りゆく生活、変わらない風景
第5章 世界とつながるロシア
第6章 ようやく見えた出口、その先は

著者等紹介

菅野沙織[スゲノサオリ]
大和総研アジア事業調査部副部長。モスクワ生まれ。ソ連崩壊直前の1991年に中央大学の研究員として来日。94年商学修士、98年経済学博士。02年日本に帰化。05年より内閣府経済社会総合研究所でロシア経済を研究。06年大和総研入社。09年、結婚を機に井本姓から菅野姓へ改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅蓮

11
特に目新しい情報は書かれてないが、目的がアネクドートの収集なので良しとしよう。2016/09/17

Hepatica nobilis

10
ロシア流のブラックユーモアを紹介する本かと思っていたが、そうとは言えなかった。アネクドートもそれなりに参照しながらソ連崩壊後のロシアの描く方が力点が置かれているて、ここでロシア系日本人から見たロシアは、独裁政治に回帰しようとするプーチンに象徴される反民主政治的な抑圧された姿とは違っている。バイアスを反対方向にも揺さぶる内容。2018/10/30

hayatama

3
ロシアジョークときたので思わず手に取る。帯に著者の写真が載っていて、名前と顔とを見比べ???ってなったけど。モスクワ生まれの帰化した方だったのね。(でもなんで旧姓井本なんやろ?)内容はジョーク紹介というよりは、ロシア経済の現状を分かりやすく解説するもの。身びいきかなぁ、と思う部分もないではないが、リーマンショック以降のロシア経済を知るには、手軽に読める本。2011/01/19

とん

2
ロシアのアネクドート(ジョーク)を笑いつつロシア経済を読む本。6年前のもので情報は古い。現在も大して変わらず「IT国家になりたいが資源依存」。アネクドートが面白い。また、ローカル地域の交流や筆者視点のロシアが見られる点で興味深い。2017/06/26

ビリー

2
『ジョークで読む国際政治』と同じようなコンセプトかと思ったがけど、『〜国際政治』がほとんどジョーク集であったのに対し、こちらはジョークはおまけ程度であくまでロシアの情勢の解説が主だった。著者の菅野沙織さんは日本に帰化したロシア人とのことだけど、普通に日本人が書いているものとしてまったく疑いなく読める文章だった。2016/02/26

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