内容説明
GDP、失業率、鉱工業生産、経常収支―。日々ニュースで伝えられる経済データとはそもそもどのようなもので、どう読み解いていけばいいのか?「経済学の先生」「高校生」「サラリーウーマン」「奥さん」「町内会長さん」らによる会話形式で、勘どころが学べます。
目次
第1章 ニュースにでてくる数字ってどんな意味があるの?(手っ取り早く経済通になりたい;専門家はどこに注目するの? ほか)
第2章 会社が景気を作りだし、みんなの元気も左右する(景気の動きを一つのデータでつかめればいいんだけど…;「モノづくり」はやはり大切? ほか)
第3章 のぞいてみたい他人様の台所事情(ウチの消費生活って世間並み?;日本人はやっぱりキリギリスよりアリ型なの? ほか)
第4章 景気が悪いのは誰の責任?(企業の本音がわかるデータ;銀行がお金を貸してくれないみたい ほか)
第5章 データは万能?(同じデータを見ているはずなのに、違うことをいう評論家がいるのはなぜ?;日本のデータで、改善すべきところはある? ほか)
著者等紹介
小塩隆士[オシオタカシ]
一橋大学経済研究所教授。1960年生まれ。83年東京大学教養学部卒業、経済企画庁(現内閣府)を経て、2009年より現職。大阪大学博士(国際公共政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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