日経ビジネス人文庫
カンブリア宮殿 村上龍×経済人〈3〉そして「消費者」だけが残った

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  • サイズ 文庫判/ページ数 507p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532196226
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0134

内容説明

「いかに冷静に失敗した原因を追究していくか、それが次の成功につながる」(ファーストリテイリング・柳井正)、「常に素人の側、お客様の側に立つことが私は必要じゃないかと思います」(セブン&アイ・ホールディングス・鈴木敏文)―作家・村上龍が、圧倒的な成功を誇る流通・サービス企業の経営者と対談。消費者の側に立ち、消費者の心理を推理し、消費者が喜ぶことを徹底的に考えた企業の成功の秘訣に迫る。

目次

1 生き残りを賭けるメジャー企業(カルロス・ゴーン・日産自動車社長兼CEO;丹羽宇一郎・伊藤忠商事元会長;森稔・森ビル会長;田川博己・JTB社長;天坊昭彦・出光興産会長)
2 すべては顧客のために(似鳥昭雄・ニトリ社長;山田昇・ヤマダ電機会長;柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長;羽鳥兼市・ガリバーインターナショナル会長;野口実・ABCマート社長;木村皓一・ミキハウス(三木商行)社長)
3 ビジネスモデルは永遠か?(三木谷浩史・楽天会長兼社長;鈴木敏文・セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO;安藤宏基・日清食品ホールディングス社長兼CEO;伊東英幸・ダスキン元会長;高原豪久・ユニ・チャーム社長;吉村俊秀・チェルシージャパン)
4 食とサービスの新展開(鳥羽博道・ドトールコーヒー名誉会長;岩田弘三・ロック・フィールド社長;中島武・際コーポレーション社長;窪山哲雄・ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長;長谷川浩一・はせがわ酒店社長;橋本浩・キョウデングループ会長)

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
1952年2月19日生まれ。1976年『限りなく透明に近いブルー』でデビュー(第75回芥川賞受賞)。03年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。2010年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。99年からは金融・経済をメインテーマとするメールマカジン「JMM」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

35
今回は他のやつと違ってサービス行といわれるお店を出している所が多かった。とりあえず成功するかわからないけど思い立ったらまずやってみる。また会社自体が意見を言いやすい雰囲気作りをしているように思う。そしていかに消費者目線になれるか自身の体験から今既存の物やシステムを作り替えていかに使いやすいか消費者が満足するかその一点から決断しているように思う。また自分のいる世界だけでなくいろんな所に飛び出して行ってそのなかで自身がどうすべき会社にとってまた世の中と良い物と考えを導き出そうとしている人が多いです。2014/06/27

うめけろ

4
やっぱりこのシリーズは面白い。愚痴になりますが、いつも「戦略を考えろ」と課長職に押し付ける我が社のトップに読んで欲しいですね(笑)。まずトップがアクション、それをブレイクダウンさせて下にアクションさせるというのは常道で、トップがアクションせずに下に押し付けるのは邪道。有能なトップの下につけば仕事はめちゃくちゃ大変になりそうですが、やりがいも生まれるだろうなあ、と思います。2013/08/04

laili

3
経営者にも色々あるけど、やはり成功者の話は面白い。色んな個性を認めていて、読みながらに励まされました。2017/12/31

yahiro

2
この本はどちらかというと誰もが知ってる企業中心にまとめてある印象。テレビも見てるけど、VTRがなくてそのかわり対談に注力してるからぼりゅーミーに感じる。とにかく行動あるのみ!という経営者はやはり勉強になりますね。2014/08/18

天下御免

2
テレビで観ていない、対談も数あるので他の対談集も読んでみたい。2013/03/05

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