愉楽にて

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  • サイズ A5判/ページ数 497p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532171483
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

シンガポールと日本を舞台に、生来のエスタブリッシュメントが重ねていく大人の情事。優雅で匂い立つエロスに満ちた傑作長編!美と恋に生きる名家の男たちは、
書物を愛でるように、女と情を交わし、
自由になるために、女から愛を求める。

東京・京都・シンガポールを舞台に、家柄にも資産にも恵まれた50代の男たちが、甘美な情事を重ねていく、その果てに――
日経朝刊連載時から話題沸騰! 絢爛たる贅沢な官能美の世界を描く傑作長編

大手医薬品メーカー九代目、久坂隆之は53歳。副会長という役職と途方もない額の資産を与えられた素性正しい大金持ちで、シンガポールと東京を行き来し、偏愛する古今東西の書物を愛でるように女と情事を重ねる。スタンフォード留学中に知り合った友人、田口靖彦は老舗製糖会社の三男。子会社社長という飼い殺しの身が、急逝した妻の莫大な遺産により一変。家の軛から自由になるために、女からの愛を求め、京都で運命の出逢いを果たす。時代の波に流されず、優雅で退嬰的な人生をたゆたう男たちが辿り着いたのは――

第一章 雨

第二章 歌う女

第三章 京の遊び

第四章 女の家

第五章 中国の女

第六章 秘密

第七章 かげろう

第八章 魔都へ

第九章 うつろい

第十章 オペラの夜

終 章

林 真理子[ハヤシマリコ]
著・文・その他

内容説明

大手医薬品メーカー九代目、久坂隆之は53歳。副会長という役職と途方もない額の資産を与えられた素性正しい大金持ちで、シンガポールと東京を行き来し、偏愛する古今東西の書物を愛でるように女と情事を重ねる。スタンフォード留学中に知り合った友人、田口靖彦は老舗製糖会社の三男。子会社社長という飼い殺しの身が、急逝した妻の莫大な遺産により一変。家の軛から自由になるために、女からの愛を求め、京都で運命の出逢いを果たす。時代の波に流されず、優雅で退嬰的な人生をたゆたう男たちが辿り着いたのは―。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年、山梨県生まれ。コピーライターを経て、82年に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。85年、「最終便に間に合えば」「京都まで」が第九十四回直木賞。95年、『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞。98年、『みんなの秘密』で第三十二回吉川英治文学賞。2013年、『アスクレピオスの愛人』で第二十回島清恋愛文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

231
林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。セレブ×京都×エロス、[渡辺 淳一+花房 観音]÷2という感じです。もしかしたら現代の著者版『源氏物語』なのかも知れません。主人公と同世代ですが、財力&精力&モテがないと千人斬りは達成出来ません、私は全て欠けているので無理です(笑)【読メエロ部】2018/12/07

おしゃべりメガネ

168
書店にて文庫化になっていた帯をみてチャレンジです。林真理子先生の作品はほとんど読めていませんが、読みやすさはさすがで500頁の本作はサラサラと読了するコトができました。大手製薬会社の名ばかりの副会長「久坂」と亡き妻の莫大な資産を引き継いだ「田口」はどちらも50代半ば。そんな二人は性格も違い、女性に対するアプローチも当然異なり、それぞれが関わる女性との出来事を官能的に綴っています。自分が二人の男性のような生活に憧れはしませんが、最後まで客観的に楽しめました。なんだかやっぱり男性ってバカだなって思いますね。2021/01/16

ウッディ

131
いずれも大会社の創業者の一族で、大金持ちの久坂と田口。名目だけの役職が与えられ、自由にできる時間と金を使い、女と美食に明け暮れる「愉楽」の日々を過ごす二人の退廃的な生活を描いた長編。家柄が良く、頭脳と容姿にも恵まれ、女性に不自由しない二人の暮らしが羨ましく思えないのは、あまりにも現実離れしていることもあるが、自分で掴んだ物が何もないからだと思う。特に久坂の選民意識と女性を見下す態度か常に不快だった。性描写も含めドロドロした物語を500頁近い長編として書き切る林真理子様の筆力にのみ感心した一冊でした。2019/07/07

yuyu

88
あまりにも描かれている世界が自分の生きている現実と違い過ぎて、夢物語の中で語られているような錯覚に陥る。本当の金持ち、セレブって、庶民が想像も出来ない世界で生きているってことなんだ。そんなチョーセレブのおじさま二人の恋愛物語。あまりにも掛け離れ過ぎていて、笑っちゃうような出来事ももしかして小説の中だけの事ではないのかも。こんな世界を描いちゃう林真理子って凄い!500ページ、いろんな意味で堪能。2019/06/29

milk tea

80
女性関係が激しい男性二人のお話。ラストはいかに⁈ お金に不自由しない上流階級とはこういう世界に生きている人なんだと知った。その周りにいる女性たちの方が計算高く、男性が振り回しているようで実は振り回されていて滑稽だった。500ページはちょっと長すぎた。2019/08/15

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