内容説明
唯識仏教の人間観をとおして、よりよい生き方へ導く興福寺貫首・多川俊映の人生をめぐる想いを綴ったエッセイ集。
目次
みんな、つながっている
1 過日の手帳(風景に溶け込む;心を育む時間 ほか)
2 日々の想い(お静かに;偶坐するは林泉の為なり ほか)
3 いのちと仏教(無性有情;思うということ ほか)
4 神と仏の庭(寺僧の日記にみえる薪御能;神仏・芸能・陪観 ほか)
著者等紹介
多川俊映[タガワシュンエイ]
昭和22年(1947)奈良市に生まれる。昭和44年立命館大学文学部卒業。平成元年興福寺貫首に就任。平成8年パリ市グラン・パレ美術館の「日本仏教美術の宝庫・奈良 興福寺展」に四十八件、百二十二点の寺宝を出陳し、約十五万人の参観を得て、日仏文化交流に資する
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