出版社内容情報
老親の介護は、誰にとっても避けて通れない問題。しかし、家庭環境がそれぞれ異なるように、介護の形も様々である。３２人の有名人が率直に語る体験は、同じ悩みを抱える人たちに多くのヒントと励ましを与えるだろう。
内容説明
安らぎ、喜び、そして発見。田中真紀子さんら３２名の著名人が語った、「つらさ」だけではない、介護の記録。「マンデー日経」好評連載中。
目次
九年近くに及んだ父の自宅介護（田中真紀子）
妻の介護のために市長退任（江村利雄）
肉親四人の死を看取る（高村薫）
残った紙おむつの山（久米豊）
遠方で感じるもどかしさ（立松和平）
施設入居前、ひっそり他界した母（黒河内久美）
大きなつまずきもなく続く自宅介護（池内淳子）
「大吉さん」と「小吉さん」（出久根達郎）
改めて感動した母の生き方（芳村真理）
寝たきりでも母の長生きは励み（橋本大二郎）
映画出演で妻の人生を締めくくる（新藤兼人）
一年間、週一度、最後の親孝行（今くるよ）〔ほか〕
