国境なき医師団は見た―国際紛争の内実

国境なき医師団は見た―国際紛争の内実

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532161453
  • NDC分類 319
  • Cコード C0030

内容説明

知られざるPKOの矛盾と限界「平和維持」を旗印にした介入が生み出す新たな悲劇の連鎖。紛争の現場に立って、矛盾に満ちた援助と介入を目撃し続けてきた非政府組織が国際社会の直面する危機的状況を鮮明に描き出す。

目次

第1部 不干渉から介入へ―10のケース
第2部 曖昧で矛盾をはらむ国際社会の対応

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

2
★★★ 翻訳本にありがちな趣旨の解りにくさが残り、消化不良感が否めない。世界で紛争が起こり、最も弱い人たちが犠牲になっている事に心痛めてしまう2018/09/30

Akihiro Nishio

2
日本語タイトルに「偽りあり」であった。国境なき医師団の代表が執筆したものではあるが、医師団の活躍ぶりが読めるわけではない。1991年当時の地域紛争の経緯や、それに対していかに国際社会が無力であったかを訴える内容である。医療については、最後の章で破綻した国家を再建するには、医療部門に投資するのがもっとも効率が良いと述べられている程度である。確かに、医療システムを再建して、人材を養成する過程は、国家再建のプロセスと一致しているだろうと思った。様々な地域紛争については、複雑すぎて、この本で理解するのは到底無理。2012/07/02

みーてぃあ

0
自分が世の中、世界のことを知らなさすぎることを痛感しました。。ロシアの侵攻がある前から読み始めていて、30年近く前の本なのに、タイムリーすぎる題材もあり。国連はなにもしないのか、できないのか。なせ一人や数人を殺害すると逮捕されるのにプーチンは即座に逮捕もなにもされないのかあほな私にはさっぱりわかりません、、今、ロシアとウクライナのことはニュースではしているけど、他の場所でもいろいろとあるだろうし、、 2022/07/10

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