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内容説明
ラーゲリ出獄から一時帰国まで、実に38年。彼は、ソ連社会の現実を冷静に見詰め続けた。―圧倒的感動を呼んだ手記、待望の続篇。
目次
第1章 十八年ぶりの出獄
第2章 コーカサスの麓
第3章 海辺の町で
第4章 日本との絆
第5章 通訳としての日々
第6章 募る望郷の念
第7章 帰国まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
100名山
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「ねじ巻き鳥のクロニクル」 「ノモンハン1939」 「ゾルゲの見た日本」 「万物は流転する」 「スターリンのジェノサイド」 「長い旅の記録」 と言う流れで本書に辿り着き、ロシア革命から続く粛正を実感するところです。 20年前に本書が出版されて、その後が全く途絶えていることです。 寺島氏が一時家を持ったクリミア半島が今まさにロシアに戻ろうとしています。 ロシアに駐在する邦人が初めに教わることは「もてると思うな。近づく女性はハニートラップと思え。」だそうです。 ロシアは何を守ろうとしているのでしょうか。2014/03/07