内容説明
わがままで自分勝手で生意気ではあるが、妙に明るく屈託のない近ごろの若者たち。彼らには、そういう態度をとらざるをえない確かな理由があったのだ。大胆にして繊細、思わず納得の若者文化論。
目次
第1章 欠落感なき世代(コンドームが何をしたか?;戦後家族論―世代論の終焉;新語にみる若者たちの言語感覚 ほか)
第2章 新世代スケッチブック(友だち関係;男女関係;宗教について―選択することに疲れた個人 ほか)
第3章 「豊かな社会」以後(ファジー家電論;情報の標準化;カラオケとゲームセンター;新しい世代とメディア ほか)