日経文庫
世界紛争地図

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532112875
  • NDC分類 319
  • Cコード C1231

内容説明

世界各地で起きている民族・宗教・領土などを理由とする対立・紛争について、歴史的背景や現状を、地図を用いながら説明。竹島、尖閣諸島、北方領土など日本をめぐる領土問題もグローバルな視点から解説。一方で、アジア、アフリカ、旧ソ連、中南米など、日本では伝えられることが少ない紛争も取り上げた。日本経済新聞社で、海外駐在など国際報道に携わる記者が執筆。サイバー戦争や、反ウォール街デモ、宇宙や極地をめぐる争いなど、武力以外の新しいかたちの対立・紛争についてもわかりやすく解説。

目次

第1章 東アジア
第2章 東南アジア
第3章 南アジア
第4章 中東・北アフリカ
第5章 アフリカ(北アフリカ以外)
第6章 欧州
第7章 旧ソ連地域
第8章 米州

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きんてつ

21
知らないだけで世界各地で紛争あっている。宗教、民族、歴史 少し勉強しないとなー2015/03/01

Yたろー

13
東アジアや北アメリカは軍事行動を取らないことが多いが、アフリカなどは軍事行動で犠牲者が沢山出てしまったりする。南米は麻薬が関わっていることも多くて、紛争の形や原因は色々あるんだなと思った。2020/03/02

壱萬弐仟縁

8
新刊棚より。国境紛争とは、天が人類に与えた試練ではないか、と思ってしまう。国境と国境の軋み合い。これは、仲良くやれるか、やれないか、戦争の火種か、ということ。こうしたことを子供に話せば、○○ちゃんをいじめてはいけないよ、を、国家レヴェルに置き換えると、国民よりも国家のメンツに囚われているのではないかと思わされる。竹島も一つの島ではなく、2つの西島と東島とあるようだ(45頁)。共有島、という発想があれば、世界平和に貢献するのであろうに、実際は難しいのだろう。世界中に、いざこざだらけ、が嫌というほど知れる本。2013/08/08

みどるん

5
宗教絡みはやっぱり実感が湧きにくい。資源絡みでは南極条約失効後を見据えてもう水面下で牽制し合ってるのに驚き。竹島を国際司法裁判所に共同提訴できたとしてもコロンビア、ニカラグアと同じ結果になると思うので議論するのが難しい。コーカサス地方はずっとややこしい。2013/09/20

inarix

4
たとえば植民地支配が残した禍根、たとえば国境線、宗教、少数民族、資源、利権、身分格差、貿易。さらにはひとつの解放、ひとつの独立、ひとつの革命が新たな争いを生みだしてゆく。世界各地を東アジア、東南アジア、南アジア、中東・北アフリカ、アフリカ、欧州、旧ソ連地域、米州の10地域に分割、現在継続中の主だった紛争47例を取りあげる。内容は日本経済新聞朝刊国際1面に掲載した記事を加筆。執筆は日本経済新聞社で国際報道に携わる海外の駐在記者、元駐在記者。元は新聞記事だけあってあたりさわりのない内容。国際問題入門編として。2014/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7022542
  • ご注意事項