内容説明
ロック・バンドや零細同族企業といった、われわれが馴染みやすい事例から、出会いと別れ、すなわち、協働と躍動が演出される仕組みの本質に迫る。打算と感情から繰り広げられる離合集散。その現実に見え隠れする何らかの法則を見出し、協働と躍動の全体像を4部構成によって解明する。
目次
第1部 組織の経営理念―ロック・バンドの事例に学ぶ(体感追求型の経営理念―ザ・ビートルズのケース;一貫性追求型の経営理念―キャロルのケース;企業者と管理者の一体化―矢沢永吉のケース)
第2部 企業組織を動かす要因(企業組織とパワー;時間と時間感覚;フォロワーとリーダー)
第3部 組織革新の通説と新説(古典にみる戦略と組織(デュポン社とGM社;SONJ社とSR社)
組織革新の本質)
第4部 企業経営の演出(協働を左右する経営理念;企業変革に伴う感情制御;思いこみに基づく協働)
著者等紹介
林徹[ハヤシトオル]
長崎大学大学院経済学研究科・経済学部教授。1965年愛知県に生まれる。1988年横浜国立大学経営学部第二部経営学科卒業。1990年横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程経営学専攻修了。1993年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程経営学専攻単位取得。四日市大学経済学部経営学科専任講師、助教授、教授、経営学科長を経て、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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