内容説明
持たざる者の可能性・精神力。何もかもが確立されているかのように見える世の中で、あるいは先が見えないと言われる世の中で、そのような精神力を伴う洞察力が、支援者・支持者を巻き込みながら頭角を現してゆく動態。本書は、その統一的な説明に向け、パワーとリズムをキーワードに、現実・理論・分析視角の3部構成で迫まったものである。
目次
第1部 パワーとリズムの現実(組織の誕生と非公式組織;組織とリズム;企業進出と企業誘致)
第2部 パワーとリズムの理論(組織とパワー;組織の重心;企業家精神とリスク)
第3部 パワーとリズムの分析視角(グローバリゼーションの研究課題;W.ガスによる戦略論とその意義;集団概念の再考)
著者等紹介
林徹[ハヤシトオル]
1965年愛知県に生まれる。1988年横浜国立大学経営学部第二部経営学科卒業。1990年横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程修了。1993年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。四日市大学経済学部経営学科専任講師、助教授を経て、四日市大学経済学部教授(2001年より)、四日市大学経済学部経営学科長(2004年より)
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