出版社内容情報
法人税申告書の構造と作成の留意点を豊富な事例で詳解。特殊別表編では、特別控除、外国税額控除、圧縮記帳など税額に影響を及ぼす項目を改正を踏まえて令和2年申告用に解説。
内容説明
特別控除、特別償却、圧縮記帳など、適用されると税額への影響が大きい項目の申告を中心に解説。精選された具体的な設例で税務処理のポイントがすっきりわかる。わかりづらい税額計算のプロセスと別表作成の要点が理解できる。
目次
第1章 税務処理のポイント(租税特別措置法上のみなし大企業の範囲の見直し;中小法人向け租税特別措置法の優遇規定の停止)
第2章 個別明細書の書き方と留意点(内国法人の外国税額の控除に関する明細書;当期の控除対象外国法人税額又は個別控除対象外国法人税額に関する明細書;外国税額の繰越控除余裕額又は繰越控除限度超過額等の計算に関する明細書;地方税の控除限度額の計算の特例に関する明細書 ほか)
第3章 グループ法人税制の前年に修正事項が生じた場合の事例検討(事例検討にあたって;譲渡損益調整資産の譲渡;寄附金の損金不算入・受贈益の益金不算入;適格現物分配)