出版社内容情報
サービスは無形性などの特性を持つが、革新的なサービスはその特性を変換することで付加価値の向上に成功している。本書はその事例を交えサービス特有の課題と解決策を示す。
阿部川 勝義[アベカワ カツヨシ]
著・文・その他
内容説明
すべてのモノをインターネットにつなぎコントロールする。AIやクラウドコンピューティングを核としたIoTは、私たちの身の周りのサービスを一変させるであろう。このような第4次産業革命に突入した現代において、サービスのマネジメントはどうあるべきであろうか。そして、どう進化させるべきであろうか。本書ではサービスが無形性、異質性、同時性、消滅性という4つの特性を持つという学術的見地を出発点に、革新的なサービスはその特性を変換することで付加価値を向上させている(=バリュー・シフトアップをしている)ことを提示する。そして、その特性の変換のために必要な「新たなサービスの発想」と「潜在サービス・ニーズの発見」を実践するためのワークデザイン法、経営システム設計方法を解説した。
目次
第1章 サービスの意味と特性
第2章 サービス経済化と労働生産性
第3章 サービス経営戦略の策定
第4章 サービスの組織
第5章 サービス・マーケティング
第6章 サービス・イノベーション
第7章 サービスの経営システム設計
補足資料
著者等紹介
阿部川勝義[アベカワカツヨシ]
早稲田大学招聘研究員。株式会社阿部浅代表取締役。レストランビジネスで創業し、現在医療モールや商業施設の開発・管理をおこなう。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。福井大学、早稲田大学講師を歴任。専門は経営管理論、サービス・マネジメント、システム・デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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