出版社内容情報
国際税務のキホンを50のケースで解説。タックスヘイブン等29年度税制改正を反映した最新版。
内容説明
本書は国際税務のキホンをケースで解説。国際税務の相談を受ける中で、よく寄せられる質問は、大きく4つのタイプ“普通に海外事業を行う”、“損得を考えてみる”、“節税策を考えてみる”、“よくあるトラブルに対処する”に分けられる。この4タイプの質問をもとに、50のケースを厳選して、税務上の留意点をまとめてある。第2版では、平成28年度税制改正後の移転価格文書化制度、平成29年度税制改正で大きく変わったタックス・ヘイブン対策税制等をフォローするとともに、最近多く見られる「海外子会社を持つ日本企業を買収する」ケースを追加するなど、ケースの見直しを行っている。
目次
第1部 国際税務が関係する局面(国際税務とは?;どの国の税法が適用される?;具体例で考えてみよう;複雑な税制は基本的なメッセージで理解しておく)
第2部 パターン別 国際税務のポイント(50ケース)(こういうケースはどうなりますか?―普通に海外事業を行う;どちらが得ですか?―損得を考えてみる;どうにかして税金が安くならないですか?―節税策を考えてみる;困ったことが起きたのですが…―よくあるトラブルに対処する)
付録
著者等紹介
佐和周[サワアマネ]
公認会計士、税理士。佐和公認会計士事務所代表。関西学院大学非常勤講師。1999年東京大学経済学部を卒業、同年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入所。日系グローバル企業や外資系企業の監査のほか、財務デュー・デリジェンス業務や企業価値評価業務等に従事。2008年英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School)首席修了(MBA)。2009年KPMG税理士法人に転籍。日系グローバル企業や外資系企業の税務申告のほか、国内・海外税務デュー・デリジェンス業務や国際税務に係るアドバイザリー業務等に従事。2011年佐和公認会計士事務所を開設。財務・会計・税務の面から、日本企業の海外進出をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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