出版社内容情報
現代の国際貿易論の流れを、絶対優位の理論、比較生産費説、ヘクシャー=オリーン・モデルの順に解説。さらに現代の貿易理論と自由貿易論との理論的整合性を考察する。
内容説明
本書は、現代の国際貿易理論の流れについて、「絶対優位の理論」、「比較生産費説」、「比較優位の理論」の順に説明を行ない、それぞれの理論について今日的意義から考えて若干の再検討を行なう。
目次
第1部 絶対優位の理論(貿易財と非貿易財;輸出と輸入 ほか)
第2部 比較優位の理論(絶対優位の理論と比較優位の理論;リカードの比較生産費説 ほか)
第3部 ヘクシャー=オリーン・モデル(閉鎖経済モデル;開放経済モデル ほか)
第4部 比較優位の理論と現代貿易理論(比較生産費説と絶対優位の理論;自由貿易と貿易理論 ほか)