出版社内容情報
米国のインダストリアル・マーケティング・チャネルについて、卸売業者であるレップとディストリビューターを中心に考察。エレクトロニクス業界とエレクトリカル業界の事例も紹介。
内容説明
米国インダストリアル・マーケティング・チャネルの担い手ホールセーラー(卸売業者)の主役であるレップとインダストリアル・ディストリビューターについて、著者の米国におけるエレクトロニクス業界やエレクトリカル業界での実体験を基にして論じる。さらに現在それらの業界で起こっている新しい動向―前者におけるキッティング、CEM、BTOなどの顧客OEM側の要求や、後者におけるESCOの出現などの社会ニーズに対するマーケティング・チャネルの再編成―マニュファクチャラー技術営業のアウトソーサー、チャネル全体のコーディネーターとしてのレップや、M&Aによる大型・グローバル・ベース型と限定機能特化型の二極化傾向にあるディストリビューターの新しい対応策や使命などを述べ、我が国のインダストリアル・マーケティングの方向性を探る。
目次
インダリストリアル・マーケティングとは何か
マニュファクチャラーズ・レップ
インダストリアル・ディストリビューター
IMCの協力関係と成功事例
米国IMCの歴史―電機業界におけるマニュファクチャラーズ・レップとディストリビューターを中心に
IMCの現状と新たな課題(エレクトロニクス業界を中心に;エレクトリカル業界を中心に)