シートン動物記
アライグマのワイアッチャ―シートン動物記

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784494014798
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

カナダ・トロントの森でうまれたワイアッチャは、お母さんにならって、手で、じょうずに狩りができるようになりました。しかし、好奇心の強いワイアッチャは、あるとき、人間につかまってしまいます。

目次

1章 きめるのは雌
2章 すみか
3章 アライグマの学校
4章 神秘の超能力
5章 狩りの場所をわかちあう
6章 きかんき
7章 農場の楽しいくらし
8章 先祖代々からの敵
9章 しあわせをもたらす古い木
ムササビ先生と読む「アライグマのワイアッチャ」

著者等紹介

シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860年8月14日、イギリスの港町サウス・シールズに生まれる。1866年に家族といっしょにカナダの開拓農場に移住。大自然とそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の専門教育を受け、カナダにもどってから動物物語をつぎつぎに発表した。1946年10月23日、アメリカのニューメキシコ州、サンタフェの自宅で没す

今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年東京生まれ。動物学者。山梨と岩手の山林に山小屋を建て、渓流を眺め、植物の手入れをしながら、森にくらすモグラ、野ネズミ、リス、ムササビなどの小哺乳類の観察、研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aina

1
1860年生まれの画家シートン。大自然に生きるカナダの野生動物を観察し書いた物語。「野生動物の生き方」の中のアライグマ編。原寸大に描かれたアライグマの足跡や木登り食事の様子など可愛らしいイラストがたくさん描かれている。厳しい自然の中で生きるアライグマの家族の物語。イタズラ好きのワイアッチャは、家族とはぐれてしまい、人間と過ごすことに。野生のアライグマと飼われているアライグマの生態の違いを描いたシートンの鋭い観察力に驚く。敵に見つからないよう狩りをするシーンにドキドキハラハラした。とても良い本でした。2021/12/11

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