出版社内容情報
花火大会がうれしくてたまらないしんちゃんは大さわぎ。きれいな花火についに大人も踊りだす。
内容説明
ひゅーんどどーんしゅるるるるー!はなびだはなびだうれしいな。おどりたくなる。おおごえをだしたくなる。しんちゃんのはなび夜空に満開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
61
花火大会の日、しんちゃんは朝からハイテンション。「ひゅーん どどーん、ひゅーん どどーん」と叫びながら走り回ったり、ご近所さんに愛想をふりまいたり。その度、お母さんは静かにしなさい、とたしなめる。夕方、お父さんといよいよ花火大会に出発。ご近所さんも合流。花火がはじまり、しんちゃんのテンションは最高潮。それを微笑ましく眺めるご近所さん。お母さんは「しずかに花火をみにきたんです」と、つれない。ところが、お父さん、ご近所さんもだんだんしんちゃんのテンションに引き込まれて踊り始め・・・。お母さんのツンデレでオチ。2016/07/09
おはなし会 芽ぶっく
7
夜の花火大会が待ち遠しいしんちゃん。テンション上がりまくり、花火大会で最高潮!5月28日は『花火の日』2019/06/02
ぬのさと@灯れ松明の火
4
花火が上がると、踊ったり歌ったりはしなくても、ワクワクするよね♪2012/08/10
くろばーちゃん
3
子どもの頃に感じた、はじけるような楽しみな気持ち。子どものはしゃぐ様子を見守る近所の人。はらはら見つめるお母さん。すごくいいなあ。あべさんの大胆な絵が花火にぴったりでとてもきれい。2022/12/06
遠い日
3
今夜、花火を見に行くと知ったときから、浮かれる気持ちが抑えきれないしんちゃんのわくわくを思いきり描いた本。花火もダイナミックなら、飛び回り踊り出すしんちゃんの気持ちもストレート。花火に負けない心の花火そのものだ。2013/11/05