内容説明
授業づくり―全4本の授業記録を巻き起こすことで発問や指示の意図などを客観的に分析。学級づくり―39人の子どもたちと創った劇、その裏側にある3年間を紹介。授業とは学級経営そのものである!
目次
1 一本の授業ビデオを分析する 直方体の展開図は何通り?―追究のプロセスを楽しむ子どもたち(「課題設定能力」を育てるという視点で展開図の授業を見つめ直してみると…)
2 課題設定能力に視点をあてた5年「単位量当たり」の授業
3 “校内研究会”5年「割合」の授業(「算額」遊びを楽しむ)
4 “教室での最後の公開授業”5-(-3)=5+3となるのはなぜか(感動の連続!6年生最後の公開授業;明日の子どもの笑顔のために、今、目の前の子どもに徹底的に寄り添う! ほか)
学級づくり 田中博史創作劇に取り組む「タイムスリップ帆掛け舟への挑戦」(一番平坦な山;帆掛け船の意義 ほか)
著者等紹介
田中博史[タナカヒロシ]
1958年山口県生まれ。1982年山口大学教育学部卒業、同年より山口県内公立小学校3校の教諭を経て1991年より筑波大学附属小学校教諭。専門は算数教育、授業研究、学級経営、教師教育。人間発達科学では学術修士(日本質的心理学会会員)。筑波大学人間学群教育学類非常勤講師・共愛学園前橋国際大学非常勤講師・全国算数授業研究会会長・基幹学力研究会代表・日本数学教育学会出版部幹事・学校図書教科書「小学校算数」監修委員。また元NHK学校放送番組企画委員として算数番組「かんじるさんすう1・2・3」「わかる算数6年生」NHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」などの企画及び出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。