内容説明
本当に伝えたいことは何ですか?30人の賢者たちが話す「学び」の心得。
目次
1 学ぶということ(茂木健一郎(脳科学者・株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)
小柴昌俊(東京大学特別栄誉教授) ほか)
2 あきらめない力(アグネス・チャン(歌手・目白大学教授)
舞の海秀平(大相撲解説者) ほか)
3 個性を生かす(松本幸四郎(歌舞伎役者)
高嶋ちさ子(ヴァイオリニスト) ほか)
4 未来へのヒント(松本零士(漫画家)
鈴木史朗(フリーアナウンサー) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lily603
9
★★★★ 文科省が出している雑誌の中で、なかなか話を聞けないような著名人に対して行った学びについてのインタビューをまとめたもの。個人的には小柴昌俊さん、川島隆太さん、舞の海さん、河合隼雄さんの話が興味深かった。河合さんの本に関する言葉『本から好きな情報だけ得ようとする人がいる。ところが本というのは端から端まで読んでいくと情報じゃなく、人間がわかります。つまらないことが書いてあっても、ずっと読んでたら、うーんこういう人かと分かってくる。その著者と正面から当たる感じがする』になんだかドキッとした。2012/10/06
eriko
3
いろいろな方のお話が載っていて面白かったです。個人的には河合隼雄さんのお話を一番興味深く読みました。歳を重ねても好奇心旺盛でありたいものです。自分の興味、関心が向くことを学び続ける。そして社会に貢献する。生涯、学習ですね。2011/10/18
のてぃお
2
多くの著名な方の意見を聞く事が出来ます。良い部分、自分に重なる部分は切り取って心に貼りつけ、力に出来ればいいな。
マミカ
1
さらさらっと読了。もう少し1人1人の掘り下げた話を読みたかった!2016/02/09
Joken N
1
河合隼雄「僕のモットーは「好きなことしかしない」「やらねばならないことは絶対好きになってみせる」というんです。」に感動した。自分も好きなことしか出来ない人間で、それに苦しんで来たが、「やらねばならないことは絶対好きになってみせる」という視点が必要だと痛感。2013/10/24